AILASが行うこと
日本音声AI学習データ認証サービス機構(通称AILAS)は人と音声AIの共存共栄を可能にする
フェアトレードシステムを構築し運用することを行うために設立された、
利益を追求しない一般社団法人です。
著名な実演家、キャラクターの音源をAIに学習、ビジネスでの活用を行うため、
学習用音声データ、学習データに似た音声を再現するためのAI学習モデル、
音声AIを活用するビジネスを登録し、独自の登録認証ラベルを発行することを通じて、
音源の利用状況をトラッキングできる仕組みを構築することを目指します。
フェアトレードシステムを構築し運用することを行うために設立された、
利益を追求しない一般社団法人です。
著名な実演家、キャラクターの音源をAIに学習、ビジネスでの活用を行うため、
学習用音声データ、学習データに似た音声を再現するためのAI学習モデル、
音声AIを活用するビジネスを登録し、独自の登録認証ラベルを発行することを通じて、
音源の利用状況をトラッキングできる仕組みを構築することを目指します。
事業概要
・録音音源のAI利用をトラッキングできる仕組みの提案、開発と運用
・音声AI著作権関連情報の調査、収集、分析、報告
・AILAS登録認証ラベルの登録/管理と認証ラベルの発行
・AILAS登録認証ラベル発行情報の会員への公開
これまで
事業者は実演家の権利を守っていることを
独自に広報する必要があった
お互いの信頼関係が必要なため、
新規事業者が参入しづらかった
音声AI事業を行いたくない実演家の声が
勝手に学習されることには対応できなかった
これから
事業者が実演家の権利を理解し、
フェアトレードをしていることをラベルで示せる
AILAS登録されている情報をベースに信頼関係を構築できるため新規事業者が参入しやすい
音声AI事業を行いたくない実演家の意志を
AILASのデータベースに登録、開示することが
可能になる
ニュース一覧
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2024年6月25日6月25日設立記者会見関連情報(PDFが開きます)
社団法人メンバー
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代表理事 倉田宜典
略歴筑波大学大学院理工学研究科修了
対話ロボット開発者/音声AI活用事業プランナー。ソニー株式会社エンタテインメントロボットカンパニーにて「AIBO」、二足歩行ロボット「QRIO」の開発に従事したのち、ネットワークサービスグループ技術戦略室課長、ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社エージェント企画開発室室長などを歴任。アニメのキャラクターの音声AIを活用した「めざましマネージャーアスナ」の発案、開発を担当し100万ダウンロードを達成。バーチャルアナウンサー「沢村碧」の開発ではデジタルサイネージアワード技術賞を受賞。現在、東芝デジタルソリューションズ株式会社フェロー。音声合成ツール「Voice Track Maker」の発案、開発を手がける。エンターテインメントロボットフォーラム 代表幹事 -
理事 浅見敬
略歴株式会社GADGET 代表取締役社長。松竹・ディズニー等で映画宣伝・制作等を経験。米国系ISP、テレビ局関連会社におけるライセンス事業などを経て株式会社GADGETを設立。3D映像や音声AIを活用した事業を展開する。音声AI開発メーカー各社との協業実績多数。著名な声優の声をもとにした音声AIを提供するサービス「FutureVoice Actors」をNTTテクノクロス株式会社ととも事業化。
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理事 伊澤元泰
略歴早稲田大学卒業後、ソフトバンクの経営企画で予算編成やポストM&A統合などを担当したのち、アクセンチュアやボストンコンサルティンググループ(BCG)にて経営コンサルティングや新規事業立ち上げ等を手掛ける。その後、電通の新規事業開発の別動隊であるGNUSに参画。各業界でエッジの効いたプロジェクトの社会実装を行う。
社団法人概要
- 法人名
- 一般社団法人日本音声AI学習データ認証サービス機構
- 設立日
- 現在登記中
- 所在地
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〒150-0002
東京都渋谷区渋谷3-5-16
渋谷三丁目スクエアビル2F - 代表理事
- 倉田 宜典
- 理事
- 浅見 敬
- 理事
- 伊澤 元泰
- 事務局長
- 内山 順二
お問い合わせ先
FAQ
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QAIの利用を促進したいのか、ストップをかけたいのか、どちらの立場でしょうか?Aどちらの立場でもありません。異なる価値観を持った利害関係者の立場を尊重しながら、フェアトレードの仕組みを作ることでAIの健全な利活用の促進を目指します。
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Q今後はどのような発信を行っていく予定でしょうか?A当機構のWEBサイト、YouTubeチャンネルを中心に情報発信をしていきます。
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Q今後の発信予定とするコンテンツやスケジュールをお教えください。A法人、団体、個人の参加状況とシステムの開発関連情報、認証ラベルの発行状況は定期的に発信してまいります。また活動の理念や背景、法改正の検討状況など、まとまった発信も実施予定です。
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Q対象ユーザーはどのような方々を想定していますか?Aシステムに登録していただくユーザーは
1)音声データ提供者(著名な実演家やキャラクターの音声データの所有者:企業、団体、個人)
2)音声AI開発者(著名な実演家やキャラクターの音声データを使用して音声AIを開発する企業、団体、個人)
3)音声AI活用事業者(著名な実演家やキャラクターの音声AIを使用して事業を行う企業、団体、個人)
です。また、登録ユーザーはシステムに登録されているAILAS内の公開情報にアクセスすることが可能になる予定です。 -
Qユーザー視点では、認証ラベルの普及はどのように進むことを想定していますか?Aゲームやアプリの説明、パッケージにAILAS認証ラベルが掲示されたり、作成されたコンテンツの概要欄に認証ラベル情報が貼られるようになることを目指します。
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QAI音声開発者がAILASに入会する際の条件について詳しく教えてください。A今後開示するAILAS会員規約遵守を承認し、「AI音声を開発する際の学習用データの権利処理を法律および国のガイドラインに従い、適切に行っている」”健全な”企業/団体/個人であればどなたでも入会できます。
尚、AILASに入会/登録し、認証ラベルを発行する場合はAILASとの契約が存在しますので、そこにルールが存在します。
AI音声開発者でAILASに入会できるのは「AI音声を開発する際の学習用データの権利処理を法律および国のガイドラインに従い、適切に行っている」企業/団体/個人になります。(「適切な権利処理」については様々な意見が存在します)
入会後は、カスタム学習したAI音声モデルの製品化(リリースやアップデートを含む)毎に確定したモデルデータの認証プロセスを通じて、認証ラベルを発行する努力義務が発生します。 -
Q日本語以外の音声に関してはどのように扱うのでしょうか?A登録データの中身や品質は問わないので基本的に同じ扱いになります。ただし、認証ラベル発行の根拠は日本国内法に基づきます。
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Q現在の法律を遵守している開発者、ユーザーで認証ラベルを取得しないステークホルダーに不利益はないのか?AAILASは法律に違反していない利用を糾弾する意図は全くありません。フェアトレードシステムの普及を通じて、ステークホルダー同士の安心を提供することを目指します。
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Q新規に音声AIを開発、事業化したい者なのですが、AILASに参加、登録するメリットを教えてください。A著名な実演家、キャラクターの登録情報を入手することで、効率よく開発提案、事業提案を行うことが可能になります。また、開発する音声AI、事業の登録認証を行うことが前提となるため、正しい契約手続きを行って製品化していることをPRする経費の一部節約ができます。
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Q既に音声AIを活用した事業をしている者なのですが、AILASに参加、登録するメリットを教えてください。A現時点で開発が完了している音声AIや製品、サービスに対しては、必要情報を申請いただければ、データ認証なしで(データをAILASに提示することなく)速やかに認証ラベルを発行いたします。
取得した登録認証ラベルは、利用者に提示、活用していただくことが可能です。これにより自社のPRコストをかけずに声の権利に関心があることを告知でき、ユーザーから一定の信頼を獲得、ブランド力の強化が可能となります。 -
Q新規に音声AIの活用事業を始めたい者なのですが、AILASに参加、登録するメリットを教えてください。A著名な実演家、キャラクターの登録情報を入手することで、効率よく開発提案、事業提案を行うことが可能になります。また、開発する音声AI、事業の登録認証を行うことが前提となるため、正しい契約手続きを行って製品化していることをPRする経費の一部節約ができます。
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Q声の権利保護に協力したい者なのですが、AILASに参加、登録するメリットを教えてください。Aサポーター会員になっていただくと、今後行われるイベントへの参加、クラウドファンディングへの参加等での優遇を検討中です。
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QYouTuberなど、SNSで活躍する配信者や著名人も該当するのでしょうか?A「顧客吸引力」を保有する方はすべて該当します。